9ヶ月の赤ちゃんが絵本に興味を持たない?私が試した方法と結果!

こんにちは!ズボラママのさわこです。

うちの息子は、最初の頃は絵本にまったく興味を示してくれませんでした。でも、いろんなところで「絵本の読み聞かせは語彙力の向上や想像力の発展だけではなく、親子の絆を深め、集中力や感受性の発達にも良い影響を与える」と聞きますよね。私も息子に、ぜひ絵本を好きになってほしい!と思って、5ヶ月の頃から読み聞かせを始めました。

とはいえ、こちらの思い描いていたようにはいかず、読み聞かせを始めるたびに泣き出したり、ずり這いでどこかに行ってしまったりとなかなかうまくいきませんでした。そんな息子が、9ヶ月を過ぎた今では、なんとお気に入りの絵本を見つけて楽しんでくれるようになったんです!

今回は、息子が絵本に興味を持ってくれなかった時期から、どうやって絵本好きに変わったのか、その過程で試した方法とその結果をつづりたいと思います。赤ちゃんが絵本に興味を持つまでには個人差が大きく関わってきますが、私の体験が少しでも参考になれば嬉しいです。

目次

絵本に全く興味を持たなかった理由とは?

私が絵本の読み聞かせを始めたのは生後5ヶ月になった頃からでした。ところが、読み聞かせを始めると泣き出してしまうか、ずり這いしてどこかに行ってしまうばかり。「この絵本でよく笑ってくれる!」というSNSの投稿を見る度に、「どうして、うちの子は絵本に興味を持ってくれないの?」と焦りや戸惑いを感じていました。

そこで、なぜ息子が絵本に興味を持たなかったのか、いろいろと考えてみました。

絵本以外のことに興味がある

赤ちゃんは絵本だけではなく、他の様々な刺激に興味を惹かれやすいです。例えば、音が鳴るおもちゃや、動くものやカラフルなおもちゃは赤ちゃんの好奇心を強く刺激します。うちの息子もそのようなおもちゃが大好きで、それらのおもちゃに絵本より夢中になっていました。そのため、絵本を開いてもそのようなおもちゃに目が行ってしまうことが多かったです。

赤ちゃん自身のペース

絵本に興味を持つようになるには個人差が大きいです。息子にとって、最初の頃は絵本にあまり興味が持てず、自分で動いて家の中を探索したりすることが大好きでした。赤ちゃんの好みの問題もあるので赤ちゃんが絵本に興味を持ってくれるタイミングが来るのを焦らずに待つのが大切だと感じました。

絵本が月齢に合っていない

また、読んでいた絵本が息子の月齢に合っていない可能性もあります。生後4ヶ月程度の視力では、絵本の淡い色や細かい絵まで把握するのも難しいです。この頃の赤ちゃんには、色が鮮明でコントラストの強い絵の方が興味を引きやすいとされています。うちの息子が最初に読んでいた絵本は、淡い色の絵が多いもの選んでしまったからかもしれません。

読み聞かせに必死になりすぎていた

振り返ると、私自身が読み聞かせをするのに必死になりすぎて、最初の頃は息子の様子をあまり見れていませんでした笑 読み聞かせは親子の楽しい時間として行うことが重要です。しかし、最初の頃は「ちゃんと読み聞かせしないと!」と義務感で行っていたため私の一方通行になっていたように思います。

試した方法とその効果

絵本とおもちゃを一緒に置いておく

まず取り組んだのは、絵本を片付けずにお気に入りのおもちゃたちと一緒に置いておくことです。通常の読み聞かせをするのではなく、息子が自由にいつでも絵本に触れるようにしていました。絵本をめくって遊んだり、舐めたり、噛んだり、時には破ったりすることもありましたが、これで少しずつ絵本に慣れてくれたのではないかと思います。

さわこ

赤ちゃんに渡す時にはボードブック(厚手の本)を選んだら破れにくいのでおすすめです。それに気づかずに1冊はボロボロになってしまいました笑

赤ちゃんの目線の絵本棚を設置

赤ちゃんが絵本に慣れてきた頃に、赤ちゃんの目線の高さに絵本棚を作成し設置しました。

手作り絵本棚って簡単にできるようですが、不器用な私は3日かかりました笑 ネットショップでも木材のしっかりした絵本棚はありますが、家が狭いのと、息子が興味を持ってくれるかわからなかったのでおむつの段ボールで手作りしました。

結果、この絵本棚が息子には効果大でした!自分で絵本棚の前に行って、本を出してそれをめくるようになりました。本棚の設置場所も息子の視界に入る位置におくことで1日に何度も本棚の前に行くようになりました。

膝の上で一緒に読む

今まで、一方的に読み聞かせをしていましたが、膝の上に息子を乗せて読むことで親子の時間として楽しめるようになりました。例えば、「だるまさんが」のシリーズでは、一緒に体を動かすと同じページで笑う反応を見せたり、「いないいないばあ」では、ばあの場面で「あー!」と言いながら自分でページをめくって楽しむようになりました。

しかけのある絵本を選ぶ

通常の絵本だけではなく、しかけのある絵本を用意しました。息子はしかけが大好きのようでした。絵本をめくるって絵が変わるのが楽しくなったようで、自分でめくり始めました。

読み聞かせをする時間を定める

ざっくりと、寝る前に読み聞かせをする時間を定めています。「やらなきゃ。」という義務感を捨て「できない日もあってもいいや。」と気軽に取り組んでいます。寝る前の時のほうが息子も絵本に集中して読んでくれているようです。最初は1日に2、3ページで飽きていた息子も今は2、3冊の絵本を見る日もあります。

絵本に興味を持ち始めたきっかけ

9ヶ月まで全く見向きもしなかった絵本でしたが、絵本棚を設置してから自ら絵本に手を伸ばしパラパラとめくるようになりました。息子が絵本を楽しめるようになったのと、ページをめくる動作が楽しくなったのかもしれません。

絵本選びのポイントとおすすめ

赤ちゃんが絵本に興味を持ってくれるようになったら、他にも自分のお気に入りの絵本ができるといいですよね。私が息子に試して特に反応が良かった絵本を紹介します。

だるまさんシリーズ

息子がだるまさんの「め」のページで絶対笑ってくれます。最後まで膝の上で見てくれる息子のお気に入りの絵本です。

Sassyのあかちゃんえほん にこにこ

絵本棚から必ず引っ張り出しています。色もはっきりとして鮮明で、息子には繰り返しの言葉が楽しめるようです。

いないいないばぁ あそび

ページを自分でめくりいないいないばぁのところになると「あー!」と言うようになりました。何度も自分でめくるのですでにほとんどのページは折れ曲がってます。

ぐるぐるうごく しましまぐるぐる しかけえほん

こちらも自分で絵本棚から自分で開いています。9ヶ月の頃は自分で仕掛けを動かすことはなかったのですが、繰り返ししかけを見ていることで自分で仕掛けを動かすようになりました。隠れていた犬やひよこが登場するページが特に好きで、「あー!」と言ながらまじまじと見ています。

赤ちゃんが絵本に興味を示さない時の対処法

赤ちゃんが絵本に興味を示さないとき、焦る気持ちになるかもしれませんが、赤ちゃんの成長に合わせて進めていくことが大切です。

赤ちゃんのペースに合わせて待つ

赤ちゃんが絵本を好きになるタイミングは個人差があります。もし、今は絵本に興味を持っていない時でも、焦らずに見守りましょう。親としては「もっと読まなきゃ」と思ってしまいがちですが、無理に続けると、親も疲れてしまうことがありますよね。赤ちゃんのペースで絵本に興味が出て来ると、読み聞かせが楽しい時間になるでしょう。

絵本に触れやすい環境を整える

絵本をいつでも手に取れる場所に置いておくことがポイントです。おもちゃと一緒に絵本を並べておくと、赤ちゃんが興味を持った時に自然と触れる機会が増えます。時には破ったり、なめたりすることもあるかもしれませんが、それも絵本に親しむためのステップだと考えています。絵本を「読む」だけでなく、触れたり遊んだりして一緒に楽しむことから始めてみましょう。

少しずつ短い時間から始めてみる

最初から長い時間の読み聞かせではなく、赤ちゃんが興味を持った1ページだけでも十分です。短い時間からスタートして、少しずつ続けていくと、赤ちゃんも自然に他のページや他の絵本にも興味を持ち始めるかもしれません。楽しい雰囲気の中で、絵本を一緒に楽しめるように工夫してみましょう。

まとめ

9ヶ月まで全く絵本に興味を持たなかった息子が、絵本を楽しんでくれるまでの道のりを振り返ると、焦らずに待つことが大切だと感じました。赤ちゃんが自分のペースで成長していくのを見守りつつ、親ができる工夫を少しずつ取り入れていくことで、自然と絵本を好きになってくれる日が来るはずです。

絵本に興味を持つタイミングは赤ちゃんによって違いますが、無理に押し付けず、親子で楽しめる時間を作っていきましょう。

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この記事を書いた人

夫(40前半)と息子(0歳)、実母、そしてうさぎと一緒に2DKの平屋暮らし
実母の介護をしながら、育児をする専業主婦(30前半)

モットー「いかに手抜きで家事や育児をこなすか」
料理も掃除も洗濯も、正直言って全部苦手。

このブログでは、ちょーがつくほどズボラな私が、いかに「楽に、楽しく育児」をするかを紹介しています。

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