赤ちゃんコップ飲み練習ガイド|成功のポイントと使いやすいコップ紹介

こんにちは!ズボラママのさわこです。

赤ちゃんが離乳食を始めると、母乳や哺乳瓶以外から水分を摂る必要が出てきますよね。もちろん、母乳やミルクは引き続き栄養源として大切ですが、コップでの水分補給の練習も徐々に始めると良いタイミングです。

どんなコップを使えばいいの?

どうやって練習したらいいんだろう?


といった疑問を持っているママ・パパも多いかと思います。

この記事では、ズボラママの私が実際に使ったコップや、息子と一緒に進めたコップ飲みの練習方法を紹介します!

目次

コップ飲みを始めるタイミングはいつ?

コップ飲みの練習をするタイミングは、離乳食を開始する6ヶ月〜8ヶ月頃が一般的です。赤ちゃんの成長には個人差があるため、無理なく赤ちゃんのペースに合わせて始めることが大切です。スプーンでの離乳食が順調に進んでいるようなら、コップ練習を検討する良いタイミングでしょう。

我が家では、6ヶ月からコップ飲みの練習を始めました!

私が飲んでいるコップに息子が興味を示し、手を伸ばし始めたのがコップ練習をするきっかけでした。

スパウト飲み・ストロー飲み・コップ飲みはどれが先がいいの?

赤ちゃん用品の売り場に行くと、「スパウト」「ストロー」「コップ」などいろいろなマグが売られていますよね。たくさん種類がありすぎて、まず最初にどれから始めたら良いか迷いますよね。

答えは「コップ飲み」から始めるのが良いとされています。

コップ飲みを先に始める理由

コップ飲みを最初に練習することで、赤ちゃんのお口周りの筋肉が鍛えられます。後々の噛む力や発声に必要なお口周りの筋肉の発達が促されます。

一方で、ストロー飲みを先に始めてしまうと、赤ちゃんはおっぱいやミルクを飲む時の口の使い方が残ってしまい、かみ合わせや歯並びへ影響を受ける可能性があるという指摘もあります。

最初からコップ飲みに挑戦することで、こうした問題を避けやすくなるというメリットがあります。

我が家のコップ飲みの練習方法とやり方

コップ飲みの練習方法について、一般的には最初にスプーンや小さいカップに少量の水を入れて練習するのがおすすめされています。しかし、我が家ではそのことを知らずに、いきなりコップから飲む練習を始めました。あくまでも、我が家での体験談ですが、ご参考になれば幸いです。

Step①:いきなりトレーニングコップで挑戦

ダイソーにあるトレーニングコップを使用。最初は水を少し多めに入れて、コップをほんの少し傾けるだけで赤ちゃんの口に水が触れるように工夫しました。でも、コップを口に持っていくと舌が出ていたので、全く飲めませんでした。

ポイント:初めは水を多めに入れて、少しコップを傾けるだけで水が出てくる感覚を覚えてもらいました。赤ちゃんが自分でコップを持つのはまだ難しいので、まずはコップに慣れる気持ちで進めました。

Step②:ミラクルカップを導入し練習

次に試したのは、マンチキンの「ミラクルカップ」です。このカップは、赤ちゃんが口を挟まないと中の水分が出ない仕組みになっています。これを使ってみると、赤ちゃんが口をしっかり挟んで水をすすれるようになり、舌を出す動作も無くなりました。

ポイント:赤ちゃんのコップ練習には、飛び散りにくい構造のカップを使うと安心です。ミラクルカップはすすったときだけ水が出るので、床や服がびしょ濡れになる心配が少なくなります。

Step③:お風呂場で練習

夏場の練習だったので、練習場所としてお風呂場を活用しました。水がこぼれても片付けをしなくて良いので、おすすめです。この時期からダイソーのトレーニングコップに戻り、蓋を外して直接飲む練習を進めました。大量に水をこぼしていましたが、少しずつ飲む動作が身についてきました。

ポイント:お風呂場は、こぼしても大丈夫な環境なので、コップ飲みの練習には最適です。蓋を外したことによって、大量に水がこぼれたり咽せるので手で支えていました。

Step④:シリコンエプロンを使って練習

練習を進めるうちに、溢れる水の量がシリコンエプロンのポケットで受けきれるようになりました。少しずつ赤ちゃんも飲む量をコントロールできるようになり、口に入れる水の量を学び始めた様子が見られました。

ポイント:この時期はまだ多くの水が口からこぼれたり、咽せることもありましたが、焦らずにサポートを少しずつ減らしていきました。

ここまで、ゆっくりと気長に練習して、約2ヶ月の期間がかかりました。

さわこ

この時期の赤ちゃんの水分補給は、まだ主に母乳やミルクに頼る部分が大きいです。コップ飲みの練習は焦らずに、気長に続けることがポイントです

いつから自分で持って飲んでくれるようになる?

我が家では、8ヶ月頃から息子が自分でコップを持って飲んでくれるようになりました。ただし、こぼれることや、口に多めに水分が入って咽せることも多かったので、私が手でコップを支えて調整していました。

その後、10ヶ月頃になると、手で支えなくても上手に飲めるようになり、飲み終わったらコップをテーブルに置くこともできるようになりました。ご飯中も近くに置いておくと、自分が飲みたくなったタイミングでお茶を飲んでいます。

まだコップをひっくり返して遊ぶこともありますので、コップには注意を払っています笑

我が家のコップ飲み練習における失敗例と対策

コップ飲みは赤ちゃんにとって難しい動作で、習得するまでに時間がかかります。焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて進めていくことが大切です。ここでは、我が家でのコップ飲み練習における失敗と、それに対する対策をまとめました。

失敗例とその対策

大量にこぼれる

最初の頃は、赤ちゃんが水をこぼすのが当たり前です。私も最初は、床や服が水浸しになることが多くて大変でした。そのため、お風呂場で練習したり、シリコンエプロンを使用することで、こぼれても安心して練習できる環境を整えました。

咽せてしまう

一度に多くの水を飲んでしまうと、赤ちゃんが咽せてしまうことがありました。咽せることが続いた時には、無理をせずに練習を一旦お休みし、数日後に再度挑戦しました。少量ずつ飲ませることを意識しながら進めていきました。

赤ちゃんがコップをひっくり返す

飲み終わった後、赤ちゃんがコップをひっくり返して遊びたがることがよくありました。テーブルや床が水浸しになり、その水で遊び始めることもしばしば。これを防ぐために、飲み終わったらすぐにコップを受け取るようにして、ひっくり返す前に片付けられるようにスタンバイしていました。

赤ちゃんがコップ飲みを嫌がる時

赤ちゃんが嫌がる時に無理に練習を続けると逆効果になることがあります。そこで、我が家では1日に1回程度でも練習できたら良いという気持ちで進めていました。さらに、水分を摂るタイミング水の温度にも気をつけました。息子は、少しぬるま湯が好みだったようで、喉が渇いたタイミングを狙って、適切な温度に調整すると上手に飲んでくれることがありました。

コップが重い場合

飲みづらそうな場合、コップ自体が赤ちゃんにとって重たすぎることが原因かもしれません。そんな時には、軽い素材のトレーニングコップに切り替えました。最初の頃は、小さめのコップを選んで、赤ちゃんが扱いやすいものを使用することを心がけました。

なぜコップ飲みが難しいと感じるのか?

コップ飲みは、赤ちゃんがこれまでおっぱいや哺乳瓶で使っていた「幼児型嚥下(ようじがたえんげ)」とは異なる動作が必要です。コップ飲みでは、「成熟型嚥下(せいじゅくがたえんげ)」という新しい飲み込み方を習得する必要があります。この飲み方の違いが、コップ飲みを難しく感じさせてしまう理由です。

もしコップ飲みの練習がうまく進まず、赤ちゃんが難しそうにしている場合は、無理に続ける必要はありません。休憩を取りながら、赤ちゃんのペースに合わせて焦らず進めていくことが大切です。

コップ飲みでむせた時の進め方

コップ飲み練習中、赤ちゃんが咳き込むようにむせてしまうとびっくりしてしまいますよね。赤ちゃんの飲み込み方は未熟なため、一度に多めの水分を飲んでしまったり、飲みたいタイミングでない場合にはむせやすくなることも。

このような場合は、無理せず時間を置き、赤ちゃんのペースで進めましょう。また、むせることが多い場合には数日あけて、落ち着いたタイミングで再開するのをおすすめします。

はじめてのコップ選び!赤ちゃんにおすすめコップ5選

ちゃんのコップ飲み練習にぴったりなコップを厳選して5つご紹介します。実際に使ってみて感じたメリット・デメリットも交えてお伝えします!

1. ダイソー トレーニングコップ

最初のコップとして100円ショップのダイソーで購入しました。一番愛用しています。手軽に入手できるので、スペアを用意するのも簡単。小ぶりで軽く、蓋をつけると水が少しずつ出るため、赤ちゃんが無理なく飲むことができます。また、パーツが少ないため取り付けも手入れも楽です。ただ、食洗機が使えないのが、残念なポイントです。

2. マンチキン ミラクルカップ

赤ちゃんがコップ飲みの練習をするのに最適なマンチキンのミラクルカップ。逆さにしてもこぼれにくいので、外出時や遊び飲みしがちな赤ちゃんにも安心して使えます。ただし、6ヶ月頃には少し重く感じることもあるかもしれません。食洗機対応ですが、パーツが多いためセットする際に少し手間を感じることもあります。

商品情報

参考価格1,485円(税込)
対象月齢6ヶ月〜
容量207ml
サイズ12.5×8.6×11.0H(cm)
重さ137g

3. リッチェル アクリア コップでマグ 直飲みタイプ

出典 リッチェル公式サイト

リッチェルのコップは、軽量でシンプルなデザインが特徴です。柔らかい素材でできているため、赤ちゃんの小さな手でも持ちやすい形状になっています。また、持ちやすいハンドルが付いているので、赤ちゃんが自分で持つ練習にもぴったりです。パーツは2つのみで組み立ても簡単。さらに、食洗機が利用でき、煮沸・薬液消毒にも対応しているので、清潔に保ちやすいのもポイントです。

商品情報

参考価格1,045円(税込)
対象月齢7ヶ月〜
容量190ml
サイズ12.5×9×8.5H(cm)
重さ70g

4. ベビーカップ

ベビーカップは、歯科医や矯正歯科医が推奨する「早期のコップトレーニング」のために開発された乳児用カップです。小さく、赤ちゃんの口に優しくフィットする形状と、手に馴染む持ちやすさが特徴。シンプルでカラフルなデザインが可愛らしく、初めてのコップとしてぴったりです。赤ちゃんでも自分でしっかり持ちやすく、飲みやすい設計がされています。

また、食洗機対応で手入れが簡単なうえ、煮沸や薬液消毒も可能なので、常に衛生的に使用できるのも魅力です。

商品情報

参考価格1,650円(税込)
対象月齢4ヶ月〜
容量50ml
サイズ5.0×5.0H(cm)
重さ8g

5. レック(LEC) アンパンマン ステップアップコップ

かわいいアンパンマンデザインが特徴のステップアップコップ。対象月齢は12ヶ月以上ですが、取っ手がついていて持ちやすいです。蓋をしたまま電子レンジで温められるので、温め直しも簡単。さらに、食洗機にも対応しているため、お手入れも手軽です。アンパンマン好きな赤ちゃんにぴったりのコップです。

商品情報

参考価格860円(税込)
対象月齢12ヶ月以上
容量140ml
サイズ11.5×7×8.5H(cm)
重さ54g

それぞれ特徴や使い勝手が異なるので、赤ちゃんの成長や好みに合わせて使い分けるのも良いですね!

コップ飲み練習中、外出の時はどうする?

コップ飲み練習中の外出時、どう対応するか悩みますよね。

家で使っているコップを持ち歩くのはカバンの中が濡れそうだし、蓋付きでこぼれにくいタイプのコップも試しましたが、6ヶ月の息子が持って飲むには重たく感じたようで、持ち運ぶことは断念していました。そんな時には、ストローの飲み物が便利!

我が家では、家ではコップ飲み、外出先ではストロー飲み、と使い分けています。コップ練習が進んだおかげか、ストロー飲みもスムーズにできるようになりました。

さわこ

外出先での水分補給は、コップ飲みとストロー飲みの両方を活用し、シーンに応じて気軽に使い分けると気持ちが楽になりますよ。

コップ飲み練習中の外出におすすめのコップ!

外出先でもコップで飲ませたい!そんな時におすすめなのが「マンチキンのミラクルカップ」です。我が家では6ヶ月頃に一度試しましたが、まだ息子には少し重かったため、一旦お休み。その後、10ヶ月くらいになるとスムーズに飲めるようになり、外出時にも活躍しています。

これ、かばんに入れていても中でこぼれにくいのでとっても便利!

赤ちゃんがひっくり返しても、こぼれにくいので安心です。

「ミラクルカップ」の魅力は、赤ちゃんがカップの縁を口でしっかりと挟んで吸うことで飲み物が出てくる仕組み。さらに、蓋があるので飲み物が鞄の中でこぼれにくいです。

外出時:ミラクルカップのデメリット

  • 重さが気になることも:このコップは200ml程度入るので、水をたくさん入れると特に6ヶ月くらいの赤ちゃんには少し重いかもしれません。
  • 傾ける力が必要:水の量が少ないと、赤ちゃんがしっかりと傾けないと飲み物が出てこないため、最初は出先で使うには少し難しい場合も。
  • 蓋がなくなりやすい:蓋があるので持ち運びに便利な反面、外出先で蓋を無くしてしまいました。蓋のみで売られているので、紛失しやすいのかも。私は仕方なく2個目を購入しました。。

外出先でもコップを使いたい!という方は「ミラクルカップ」はおすすめです。

まとめ

コップ飲みの練習は、最初は時間がかかるかもしれませんが、赤ちゃんの口腔機能をしっかり育てるために大切なステップです。最初からコップ飲みを始めることで、自然な飲み方が身につき、口の発達にも役立ちます。

ポイントは、焦らずゆっくり進めること。赤ちゃんのペースに合わせて、少しずつ練習を進めていけば、自然とコップで飲めるようになります。

赤ちゃんと一緒にコップ飲みデビューを楽しんでくださいね!

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この記事を書いた人

夫(40前半)と息子(0歳)、実母、そしてうさぎと一緒に2DKの平屋暮らし
実母の介護をしながら、育児をする専業主婦(30前半)

モットー「いかに手抜きで家事や育児をこなすか」
料理も掃除も洗濯も、正直言って全部苦手。

このブログでは、ちょーがつくほどズボラな私が、いかに「楽に、楽しく育児」をするかを紹介しています。

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