面倒な搾乳の時間を乗り切るためのおすすめアイテム

 うちの息子は低出生体重児で生まれたため、1ヶ月間NICUでお世話になりました。

そうなると母親の入院中から『さく乳』が必要となります。

 産後ボロボロの体なのに、搾乳をして母乳パックに入れ冷凍する作業は辛いですよね。

私自身、赤ちゃんの泣き声ではなく携帯のアラームをかけてさく乳をする日々は本当にしんどかったです。

少しでもその作業を楽に時短できるためにもさく乳器はあって良かったと思えるアイテムでした。

幸いにもさく乳器については、入院中から手動や電動を試させてもらい自分にあったものを見つけることができました。

 さく乳器が必要となられる方へ、選び方とポイントをまとめてみました。

目次

さく乳の方法

まず、さく乳の方法には3種類あり、それぞれの【メリット・デメリット】をご紹介します。ご自身の状況や使用頻度に応じて方法を選ばれると良いと思います。

手搾り

メリット
  • 母乳を入れる容器がありさえすれば気軽にできる
  • 洗浄するものが少ない
  • 力加減を調整できるので負担が少ない
デメリット
  • ママ自身の手で搾るため疲れる
  • 両手が塞がるのでスマホが触れない
  • さく乳する時に下を向く時間が長くなるので首が疲れる
  • 飛び散ってしまうので周りが汚れる

手動さく乳器

メリット
  • 安価で手搾りよりラクにさく乳できる
  • さく乳器は軽いので持ち運びしやすい
  • ハンドルを握る力を加減すれば吸引の調整ができる
  • 電源を必要としないためどこでも使える
  • 音が気にならない
デメリット
  • 電動式より時間はかかる
  • 上手にさく乳するのに少しのコツが必要
  • 結構手が疲れる
  • パーツの洗浄と消毒が面倒

電動さく乳器

メリット
  • 時間が短い
  • 全部自動でやってくれるのがラク!
  • シングルポンプの場合は片手があくのでスマホが触れる
デメリット
  • 値段が高い
  • 吸引圧が強いと乳首が痛くなることもある
  • 音が結構大きい。特に夜中は気になる程度
  • 電源ケーブル、または充電が必要となる
  • 持ち運びが大変
  • パーツの洗浄と消毒が面倒

手搾りvs手動vs電動

搾乳方法手搾り手動式電動式
コストかからない比較的安価高い
時間かかるかかる早い
手間かかるかかるかからない
持ち運びしやすいしやすいしにくい
さわこ

色々悩んだけど、最終的に私は電動式を購入して良かったと思っています。
夜中の眠い時にぼーっとしてても、さく乳できるのは助かりました。

レンタルvs購入

 電動さく乳器にはレンタルもあります。電動式は高いのでいきなり購入するのは迷いますよね。レンタルと購入で【メリット・デメリット】をまとめてみました。

レンタル

メリット
  • 使う期間が限られていれば購入するよりコストがかからない
  • 使用後は返却するので収納に困らない
  • 産院で使用していたものを自宅でも使える
デメリット
  • レンタル可能なのは本体のみで、ポンプセットは購入する必要がある
  • 使用感がある場合がある
  • 使いたいものがレンタルにない場合もある

購入

メリット
  • 新品が使用できる
  • 手動式なら安く購入できる
  • 自分の欲しいものが購入できる
デメリット
  • コストがかかる
  • 使い終わった後に収納場所が取られる
さわこ

レンタルであれば、使用した後は返却をすれば収納にも困らないし、産院で使用していたものと同じものがレンタルできると安心ですね。他の人が使用したのが気になる方は購入の方がおすすめです。それぞれの【メリット・デメリット】を検討されてから選ばれるといいかと思います。

おすすめの搾乳器!

 ・メデラ (ソロ)電動さく乳器 

 (ソロ)電動さく乳器は、片胸用の電動さく乳器になります。

メリット
  • パーツが少ないので洗浄・組み立てがラク
  • 片手があくのでスマホやお茶タイムができる
  • 充電式のバッテリーなので好きな場所でさく乳ができる
  • 9段階の吸引圧の調整ができる
デメリット
  • 音がやや大きい(夜中は結構気になりました)
さわこ

私が実際にお世話になったさく乳器です。
パーツも少なく洗浄がラクな点が決め手でした!

 ・メデラ (ダブル)電動さく乳器

 (ダブル)電動さく乳器は、両胸を同時にさく乳できる商品です。

メリット
  • 圧倒的にさく乳する時間が短い
  • パーツが少ないので洗浄・組み立てがラク
デメリット
  • 値段が高い
  • 両手が塞がるのでスマホは触れない
  • 音がやや大きい

 ・メデラ シンフォニー

 病院向けに作られたハイグレードのモデルのため一般購入はできませんが、レンタルでなら自宅で引き続き産院と同じものを使用することができます。

メリット
  • 産院と同じモデルを使用できるため安心
  • 使用期間が決まっていたら安く使用できる
デメリット
  • 細かいパーツもあるので洗浄・消毒が面倒
  • 長期で利用する場合は白い弁(搾乳弁)の交換部品が必要になる可能性がある

 ・ピジョン さく乳器 電動HandyFit+

 電動handy fit+(ハンディフィット+)はコンパクトなコードレス電動さく乳器です。

メリット
  • LEDディスプレイのため夜中でも見やすい
  • 搾乳している時間が表示されるので左右均等に搾乳できる
  • 片手があくのでスマホやお茶タイムができる
  • 電動の中では静音設計・安価で購入できる
デメリット
  • 洗うパーツが多め
  • こまめに充電が必要

 ・メデラ ハーモニー手動さく乳器(手動)

 ハーモニー手動搾乳機は片胸用の手動さく乳器です。

メリット
  • 安価
  • 電源が不要のため災害時でも使用できる
  • 電動より軽く静音のため外出先でも使用しやすい
デメリット
  • 同じメーカーの電動に比べて洗うパーツが多い
  • 手が疲れる

一緒に用意したいおすすめアイテム

・ピジョン 哺乳びんスチーム 除菌・乾燥器 POCHITTO 

 100mlの水を加えて、除菌するものを入れてボタンを押すだけで除菌・乾燥・保管を1台でこなしてくれます。哺乳瓶だけだと最大5本分除菌可能です。
 私はさく乳器と哺乳瓶を同時に除菌していたので大容量なのが助かりました。
 さく乳器は1つしかないので毎回洗って除菌する過程が面倒だったので、高価なのと、場所を取るのがデメリットですが、購入してよかった商品でした。

自分が無理なくさく乳できるものを選ぼう

産後の身体はかなりボロボロの状態です。

ましてや、赤ちゃんの面会の度に搾乳したものを持っていかなければならないのは大変ですよね。

夜中に目覚ましをかけて1人薄暗い部屋で搾乳するのは本当に辛かったです。

少しでも自分がラクと思えるさく乳器を選んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

夫(40前半)と息子(0歳)、実母、そしてうさぎと一緒に2DKの平屋暮らし
実母の介護をしながら、育児をする専業主婦(30前半)

モットー「いかに手抜きで家事や育児をこなすか」
料理も掃除も洗濯も、正直言って全部苦手。

このブログでは、ちょーがつくほどズボラな私が、いかに「楽に、楽しく育児」をするかを紹介しています。

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